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小児歯科

治療がうまくできないお子様の場合

4歳を過ぎて、治療が上手にできず、泣いたり、暴れたりしてしまうお子様の場合、私達にお任せいただいて、お母様はその場にいらっしゃらないほうが、上手にできることが、よくあります。

治療がうまくできないお子様の場合イメージ

お母様やご家族の方がいると、どうしても甘えの気持ちが出てきてしまい、一人だと意外とがんばれるところが、ご家族の方がいらっしゃると、泣いてしまうことがよくあります。

また、お子様が私達スタッフの問いかけには全く答えてくれず、全て、ご家族の方を通しての会話になってしまう場合もあります。

そうなると、治療を行う私達スタッフとコミュニケーションがとれなくなってしまうため、スムーズに治療を行うことができない可能性がございます。

以上の理由から、4歳以上でご家族の方がいらっしゃらない方が、上手にできるかな?と思われるお子様には、ご家族の方と離れて治療を行うことをお勧めさせていただいております。

多くのお子様は、ご家族の方と離れるときに、激しく泣いたり抵抗したりしますが、その後は何事もなかったように機嫌をなおしてもらえることがほとんどです。

上手にできてしまえば、再度ご家族の方に付き添っていただいてもかまいません。

麻酔について

麻酔についてイメージ

麻酔しないといけないくらい深いですか?とよく聞かれますが、そんなに深くなくても、痛みはでますので、麻酔をしてから、治療をおこないます。

よほど、治療に慣れていて、「ちょっとくらい痛くてもがまんできるよ」という大きいお子さんであれば、麻酔しないで治療を行うことはありますが、痛くないほうが良いというお子さんには、麻酔を行うことをお勧めしています。

麻酔は通常の針の麻酔ですが、麻酔をする前に十分表面麻酔を行うので、
針をいれたのが、わからないほど、痛くなく麻酔を行うことができます。

治療が終わった後も、麻酔は効いています。
だいたい2時間から長いと3時間効いていたという方もいます。ですので、その間ご家族の方は、大変ですが、お子さんが唇やほっぺを噛まないように注意してください。

なかには、麻酔のしびれた感覚をかゆい感覚と感じて、掻きむしってしまうお子さんもいらっしゃいますので、そちらもご注意ください。

ラバーダム防湿法

ラバーダムイメージなぜラバーダム防湿法をしなければならないの?
  1. 歯を削る機械はとても良く斬れますので、お口の小さなお子様が、少し顔を動かすだけでも、とても危険です。ラバーダム防湿法を行うことによって、唇や舌の怪我を防ぎます。
  2. 虫歯を削り取った後、穴を埋める詰め物を、唾液に触れないようにしてくれます。唾液が入ってしまうと、きちんと詰め物ができません。隙間が開いてしまい、取れやすくなったり、また虫歯になりやすくなったりします。
  3. まずいお薬がお口に入ることや、小さな器具を誤って飲み込んでしまうことを防ぎます。
  4. 歯を削るときに、たくさんの水がお口に入ってきて、むせることがあります。そのお水が、直接お口に入るのを防ぎます。

以上のことより、当院の小児歯科ではほとんどの治療の際、ラバーダム防湿法を行っています。

お子様の安全のためと、治療の精度の向上のために行っていることですので、ご理解ください。

見た目には、怖い感じかもしれませんが、行ってみると、意外と苦痛は少なく、ラバーダム防湿法を行っているがゆえに、治療中に眠ってしまうお子さんも少なくありません。